どシロウトの敷金返還日記
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はじめに

平成12年9月
埼玉県のとある田舎町にあるマンションの「転貸借契約」を結びました。 間取り2DK、家賃6万2千円、駅から近く、会社までも徒歩10分と利便性が良い事が決め手でした。

この物件の仲介をお願いした不動産屋さんから貰った、物件紹介図面には「敷金3カ月・礼金0」とありました。
私の住んでいる地域では、「敷2・礼2」あるいは「敷2・礼1」というパターンが多いので、礼金0というのはちょっとお得でした。敷金=返ってくるお金、礼金=返ってこないお金なので。

後日(株)Rが作成した、契約書を確認したところ、、、「敷2・礼1」?
あれ?紹介図面と違う?
と言うわけで仲介してくれる不動産屋さんから、(株)Rに電話ですぐに確認してもらいました。
すると、「図面が間違いです。嫌なら契約止めますか?」と言われたそうです。
この時(株)R大丈夫かなあ?と少し不安がよぎりました。
でも、名の知れた大きな会社だし、これから物件を新たに探している時間もないので契約することにしました。「敷2・礼1」で。


ちなみに、賃貸借契約ではなく『転貸借契約』となっているのは、マンションオーナーから、不動産管理会社Rが物件を借り、その物件を私のような賃借人に『又貸しする』という契約の為です。
多くの場合、家を借りる時は大家さんと賃借人の契約となりますが、今回の場合は、私と大家さん(マンションオーナー)との間に契約関係はありません。
なので、 今回の敷金返還請求の相手は、大家さんではなく不動産管理会社であり、転貸主の株式会社Rということになります。



平成18年9月
6年間住んだこのマンションを退去することとなりました。
退去時には、ほぼ2日間かけて隅々まで掃除をしました。
フローリングにはワックスがけも2度しました。

これまで、学生時代から数えて10件ほど賃貸物件を借りましたが、敷金はだいたい返還してもらっていました。勿論全額では無いですが、多く引かれたところで2〜3万円程度でした。

しかし、今回は長く住んでいたし、部屋が2部屋とも和室だったので畳と襖が結構汚れていました。
なので預け入れ敷金124,000円はほとんど返って来ないかもしれないなぁ、
なんて思っていました。。。。。

ところで、後で調べて分かったのですが、長く住むほど敷金は多く返って来るものだそうです。
時間が経てば経つほど通常損耗・経年劣化が進むので、家が傷んでいるのは当然。したがって、長く住む方が借り主が負担する修繕費用の割合は少なくなると言うことらしいです。
この時は、長く住めば住むほど家も傷むので、敷金は返ってこなくなるものだと思っていました。

つづく

   
 
 

私が今回少額訴訟を起こすにあたって読んだ本です。

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